ミトス吉川サッカー少年団は吉川市立関小学校を拠点にサッカー活動を行なっています。1982年創立で、吉川団地のお母さん方が作ったサッカーチーム。初代の団長は吉川団地に住むお母さんで、3代目からは現在の団長となり団の名前をミトス吉川スポーツ少年団と変更し、吉川団地外に住む子どもたちも多く所属するようになりました。2025年に名前をミトス吉川サッカー少年団に改め現在も活動しています。



ミトス吉川サッカー少年団では「全力をやりきる、全力を楽しむ」ことをテーマに活動しており、「スラムダンク勝利学」（著者：辻秀一）という本をベースに考えられている「ご機嫌でいたらいいプレーができる、いいプレーをすれば勝てる」が指導の理念となっています。「ご機嫌でい続けるにはどうしたらいいか」というのをミトスの活動で子どもたちと考え実践し、ご機嫌でいることでスポーツだけでなく、勉強であったり仕事であったり日常の人間関係においてのパフォーマンスがよくなることを小学校の間にスポーツを通して経験することで、 小学校を卒業しても子どもたちがご機嫌でいつづけられる方法を学んでいます。

ミトス吉川サッカー少年団はスポーツの入り口となるようなチームで、スポーツ経験のない小学生でも気軽に参加することができます。小学生のうちから体を動かすことは楽しいと感じることで、小学校を卒業したあともサッカーだけでなく中学校の部活動やさまざまなことに興味をもち前向きに物事に取り組めるマインドを育てています。



幼稚園や保育園の間にサッカーやスポーツの経験がなくても、何も心配することはありません。小学校1年生からサッカーを始めた子はサッカー1年目、年少からサッカーを始めている子は小学校1年生の時点でサッカー4年目。サッカー1年生とサッカー4年生では当然違いがでます。保護者の視点から見るとその差は大きいと感じるかもしれません。しかし、サッカー1年目の子どもと同学年のサッカー4年目の子どもを比べるのではなく、「昨日のあなた」と「今日のあなた」を比べて少しでも成長している部分を発見し伸ばしてあげることをチームで行っています。 子どもの個性をネガティブに捉える必要はなく、「子どもたちはその子それぞれの個性を表現し、生かしながら大人になるためにいろんな経験を積んでいる」という信念を大切にしているチームです。